ヅラ子の苦悩。
2010 / 06 / 30 ( Wed ) 蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、つむじと前髪がまだ薄めなので、ウィッグを被って仕事に行っています。 梅雨~夏は、「ヅラ子」にとって受難の季節ですね。 通勤時は、健康のために…と、たくさん歩きたいところですが、 これからの季節、ウィッグ着用時は汗が引かなくて大変な目に遭うので、バスで涼みながら移動しています。 運動不足で、どんどん太っていきそうな予感… さて、治療後の髪が生え始めた頃、美容院をプライベートサロンに切り替えたワタクシですが、 都内に引っ越してからも、他人の目を気にしたり、他の女性のヘアスタイルを羨んだりせずに済む、プライベートサロンに通っています。 先日、サロンで髪を揃えてもらった時、 私「治療が終われば、髪もすぐ元通りに生えてくるだろうと思ってたんですけど、さっぱりです」 などと話したところ、 美容師さん「あ、それは難しいですね。 抜ける時は一気に抜けたと思いますけど、生え変わりのサイクルは、髪の毛1本1本全部違いますので」 あ、そうか…それを忘れてた。 薬で髪がドッと抜けても、髪の生えるサイクルは変わらないのね~ 髪のプロのお話は、ためになります。 完全地毛デビューを目標にしているお盆明けまで、気付けばあと1ヶ月半。 まだちょっとサミシイ頭頂部や、地肌の目立つ前髪部分を見ているうちに、お盆明けの地毛デビューはキビシイような気がしてきました。 早くウィッグを外して、暑さや風を気にせずに街を歩きたいですが、あまり焦らずのんびりと、機会を伺おうと思います。 スポンサーサイト
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再び、耳鼻科へ
2010 / 06 / 21 ( Mon ) 先月行ったPET-CT検査で、上咽頭に検査薬の集積があったワタクシ。
2週間前に耳鼻科で検査をしてもらいましたが、2回目の診察を受けに行ってきました。 診察室へ入ると、 先生「あれから変わりはありませんか?」 私「風邪を引いたのか違うのか、鼻の奥の粘膜が荒れている気がします」 先生「そうですか、じゃ今日も診てみましょう」 というわけで、今回も鼻にスコープを入れて検査です。 前回は、念のため両方の鼻の穴から診てもらいましたが、今回はPET-CTで異常ありと出た右側だけです。 先生「…やはり、何もありませんね。 表面の荒れや、でこぼこもありませんし、綺麗ですよ」 と言いつつ、考え込む先生。 PET-CTでは、上咽頭に強い反応が出ているのに、スコープでは何も見えないので、どうしたものか…という感じでしょうか。 私がネットで調べたところ、上咽頭がんは部位的に早期発見しづらく、リンパに転移しやすいそうです。 なので先生も、PET-CTで異常ありと出た以上、もし悪性腫瘍があるなら…と考えると、スコープで問題なしでも「めでたしめでたし☆」とはいかないのでしょう。 先生「表面に潰瘍や腫瘍があれば、そこの組織だけを採って検査できるけど、何もない場合は奥の組織まで採らなくちゃいけないから、ちょっと出血が多くなるんだよね…」 なぬっ!生検ですか!?心の準備が… 生検しましょうとおっしゃるなら、やりますけど…痛そうでイヤだなぁー …などと思っていたら、先生も強くは勧めず。 結局、経過観察という事になりました。 上咽頭の病気のサインである、鼻血や首のリンパ腺の腫れに気を付けるように…とのことでした。 次回の乳がんの定期検診が半年近く後になるので、私も耳鼻科の先生も、少々引っ掛かる気持ちがありますが、 サインが出た時にちゃんと気付くよう、体のチェックもしつつ、あまり気にし過ぎずに、毎日明るく過ごそうと思います。 それにしても、定期検査をするたびに、いろんな故障が見つかるワタクシ。 がんを患ったのだから、体のあちこちに故障が出るのも、仕方ないのかなぁー やれやれです。 もう少し、食事も含めて生活を見直した方がいいかしら。 |
生理・続報
2010 / 06 / 07 ( Mon ) 先日戻ってきた、抗がん剤治療後2回目の生理の続報です。
2日目には、すでに終わり間際の状態でしたが、 その後1週間、終わりかけの状態で、だらだらと続きました。 そして最終日、赤い「おしるし」が少量出て、終わり。 次回はいつ来るか、どんな状態か。 引き続き、観察を続けます。 さて、先日の乳腺外来の診察時、主治医の先生に、今回の生理のことを話してみました。 先生によると、閉経のような状態から回復している途中なので、まだ不安定なのでしょう、とのことでした。 婦人科も受診したい旨を伝えたら、 私はホルモン感受性が陰性だし、子宮を診てもらうのはいい事だと思うと言われました。 紹介状を書いておくので、都合がいい時に取りに来てください、とのことでした。 今月半ばに耳鼻科へ行くついでに、紹介状も受け取ってこようと思います。 次回の乳腺外来の診察は、9~10月頃。 血液検査(多分)とエコーをしましょう、とのことでした、が。 上咽頭の事で頭がいっぱいで、次回の診察時期を聞き流してしまい、会計後に外科へ戻って確認したのでした。 |
PET-CTの検査結果
2010 / 06 / 01 ( Tue ) 先日、PET-CT検査の結果を聞きに、病院へ行ってきました。
前回の診察時に行った血液検査と、PET-CTでは、乳腺・リンパ節は異常なしでした。 ホッとしたのもつかの間。 先生「上咽頭に、検査薬の集積がありました」 何ですとー! 今度は咽頭?? 確かに、検査結果の画像が印刷された紙を見ると、鼻の奥あたりに光っている(検査薬が集まっている)場所があります。 先生「自覚症状がなければ、まず問題ないとは思いますが… 念のため、耳鼻科へ行って診察してもらってください」 というわけで、早速その日に耳鼻科へ行ってきました。 総合病院は、こういう時にハシゴできるのが便利ですね。 耳鼻科は予約なしだったので、待つこと2時間。 ようやく名前を呼ばれて、診察室へ。 外科の診察室とは違う、ものものしい治療椅子に、たくさんの診察用器具。 厳しく神妙な表情をした、先生。 多少、軽い気持ちで診察室に入った私でしたが、すっかり怖気づいてしまいました。 耳鼻科を受診することになったいきさつを確認し、外科から借りてきたPET-CTの画像を確認する先生。 「では、ファイバーを鼻の中に入れて検査しますので」 先生のその一言で、緊張感MAX! 昔、中耳炎になって耳鼻科へ行った時、鼻の穴から管を入れられた、あの忌まわしい記憶が蘇りますが、 先生は手際よく、処置を進めていきます。 ファイバースコープは全然痛くありませんでした。 けど、鼻の奥で何かが動いている感覚は、気持ちいいものではありません。 早く終わって欲しい…でも、先生も真剣に検査してくださっているのだから、と なるべく体の力を抜いて、検査が終わるのをじっと待ちました。 首筋のリンパも触診して、 「何もないですよ。綺麗です」 と先生に言われ、心底ホッとしました。 が、先生は、PET-CTとファイバースコープ検査の結果が食い違うので、首をかしげています。 今まで、PET-CTから耳鼻科に回された患者さんは、ほとんどいなかったのだそうで。 「PET-CTをやり直してもらうわけにはいかないしなぁー 上咽頭だけでなく、扁桃腺とかにも反応があるから、上咽頭だけが異常というわけでもなさそうだし… (扁桃は、正常の集積が現れるらしい) 今度もう一回、検査させてください」 というわけで、また半月後に耳鼻科を受診することになりました。 うーん、またファイバースコープを鼻に突っ込まれるのか… でもまあ、これで異常がなければ、気持ちもスッキリするので、ガンバリます! |
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